歯科開業レポート

運営・経営

コロナ禍の歯科開業

2021.9.05

コロナ禍での歯科開業 新型コロナウィルスの問題が出てきてから1年以上が経つこととなってしまいました。 現在もデルタ株の蔓延が懸念され、まだ収束の見通しがたたないばかりか、絶望的な拡大状態が続いています。このような状況下、歯科医院の新規開業を進めていいものかどうか、開業準備のスタートはいつ切るべきか悩まれている先生も多いのではないでしょうか。 現在のコロナ禍において本年7月に2件の開業を支援してきてわかった開業の注意点などをお知らせしたいと思います。 大きく変わった申請スケジュール 2年前までの実績では、歯科開業における動き出してから開業オープンまでの期間は、テナントでの開業は最短で約6ヶ月(法人)、個人開業は約4ヶ月が一般的と言われてきました。しかし現在のコロナ禍においては、さまざまな遅延が発生しスケジュールが大きく遅れております。 役所の在宅勤務の増加と営業時間短縮により、業者や役所の処理スピードが1~2ヶ月遅くなっています。また、今後の状況がどうなるか予測不可能であり社会活動についても不透明なところが多いため、開業予定日を決めてもそれに間に合わないといったリスクは、以前にも増して大きくなっていると思います。よって、状況をみながら余裕をもったスケジュールで進めていくことが重要となります。 コロナが歯科界にもたらした功罪 口腔外バキュームや滅菌器など、特に感染予防にも関係する機器等が品薄で、購入・設置までに時間を要しました。現状も品薄が続いており、在庫や納期を確認して調達しなければなりません。 コロナ関連の助成金取得等の目的による内装工事が激増し、内装業者の手配がつきにくくなっています。また、内装部品の中でも、特に非接触型の蛇口、自動ドア、スイッチ類などが極端な品薄状態で、当社が手がけた内装工事でも部品調達が間に合わなく、工事完了後に順次取り替え作業を行いました。 医療法人は公的借入が非常にスムーズとなっており、無金利〜超低金利での資金調達が可能となり、実は分院開業が増加しています。 歯科開業物件、テナントに掘り出し物が増えた 昨年の夏以降、歯科医院開業のための物件探しをする中で、今まで滅多に出ない駅前の掘り出し物物件が出始めたことを実感しております。現に当社でも、駅前数十秒の物件を入手することができました。 すでに1年以上も続くコロナでの社会活動、外食産業はじめとするサービス業などの低迷による撤退、また危機意識により新規参入の差し控えにより、空きテナントが多く出はじめている事を実感しています。都心の繁華街などのテナントの場合、赤字が激増してしまっている賃貸業の貸主心情として、この状況下では少しでも家賃収入が欲しいのが当然です。空室の状況が続いているような物件では、家賃交渉やフリーレントなどの相談に乗ってくださる方が増えており、賃料や保証金を下げてもらえる可能性が大きくなった事も実感としてあります。 採用にも好変化が 新規作用においては、コロナ禍で産業自体ダメージを強く受けた業界、例えば観光業界、ホテル業、外食産業など新規採用の見直しや中止が増えています。 そのため、歯科業界において人手不足は相変わらず続いておりますが、ダメージを受けてしまった産業からの求職者が徐々にではあるが増えてきています。 特に歯科医院の場合、受付、歯科助手などは、入社の条件として、特別なライセンスは必要とせず例えば接愚に秀でたサービス業などの出身者や専門的な学校を卒業した新卒の方々には最適となる場合も多く、採用に苦戦していた歯科業界のリクルートも好転し始めてきました。 全体的にはコロナ禍でも、安定した経営の歯科医院は多く、大きく業績アップまではしていないものの、このような危機的状況下においても比較的に安定している歯科業界に学生たちは注目し始めているようです。 まとめ コロナ、ラムダ株などの新種のパンデミックに関しては依然先が見えず不安定な状態が続いているため、ここで歯科医院開業を躊躇する先生も少なくないのではと思います。 しかしそんな状況においても上記のように、歯科開業について言えば、好転し始めていることも多くあり、ピンチをチャンスに変えられる可能性も大いにありますので、身近な院長様や専門的な会社などと相談しながらぜひとも明るい将来に向けてのチャレンジをしていただきたいと思います。   【関連ページ】 ■歯科医院開業事例① ■歯科医院開業事例② ■歯科医院開業事例③ ■歯科医院開業と内覧会 ■なぜ歯科医院開業したいのか?

東京オリンピックの笑顔を支えた歯科治療

2021.8.14

日本のメダルラッシュ コロナ禍で無事終えることができた東京オリンピックですが、スタートするまで国民の不安と政府のコロナ対応への不信などの問題をはらんだままスタートし、そんなこともいつの間にかどこかに置き去りにして、テレビにかぶりついた2週間でした。 今回の東京オリンピックでの日本選手のメダルラッシュがものすごい勢いでした。そのメダル数は、史上最多の27個の金メダル、14個の銀メダル、17個の銅メダルを合わせた総数58個も! 前回リオの41個を上回って最多となりました。 金メダル数はアメリカ、中国に次いで世界3位!総数は5位。 日本が夏季五輪で獲得した累計メダル数(1936年ベルリン大会芸術の銅2個を含む)は499個となったようです。自国開催とはいえ素晴らしい成果に、何度も感動と元気をもらえました。 歯と東京オリンピック さて、ソフトボール日本チームで不動のエースを務めた上野投手ですが、39歳とはとても思えない変わりない豪速球とコントロールで素晴らしい活躍を見せてくれました。日本チームがアメリカに勝利し優勝を決めたシーンで、上野選手がマウスガードをつけての笑顔がテレビ画面のアップとなりました。両手を高々と挙げ笑顔に白いマウスガードがとても印象的で、テレビに向かい一緒に手を上げ拍手しまくりました! また、競泳でいきなりの大活躍を果たし、2個の大金星を獲得した大橋選手のゴールシーンでも、大きな笑顔と歯列矯正がしっかり映し出されていました。 上野選手の力投には、マウスガードをつけることで余すことなく力を発揮でき、より強い瞬間的な力を出すことができたのかもしれないと思いたいところです。また、大橋選手の金メダルへのラストスパートの伸びの泳ぎにも、しっかりと整えた歯並びがその力を助長できたと思いたいです。   歯科とスポーツ 今回の東京オリンピックの選手たちでマウスガードなどを着装した姿をたびたび見ましたが、今日から1年ぶりに開幕した夏の高校野球では、エースピッチャーの吉田輝星投手(3年)は、県予選から準決勝まで1人で投げぬき、決勝では5回で降板したものの、秋田県勢103年ぶりの準優勝へと導く大車輪の活躍を見せました。その注目の中「笑顔を見せたときの歯が白い!歯がキレイ!」ということがとても爽やかで、印象的でした。実は、吉田投手はスポーツマウスピース「マウスガード」を着用していました。 スポーツ界とマウスガードについてですが、すでにラグビー・アメリカンフットボール・ボクシング・ホッケー・空手といった種目で装着が義務付けられております。野球ではまだ義務付けられていませんが、装着することが推奨されるスポーツの一つであり、プロ野球や学生野球などに触発されて、年々装着する人口が増加しているようです。 主な目的はケガの防止ですが、食いしばった時の噛み合わせが良くなることにより投球時やバッティング時の力が上手に伝達するといったパフォーマンスの向上も期待されています。 もちろん野球以外のスポーツにも、アゴの関節保護や脳しんとうの軽減に効果があるそうです。 また、女子競泳の大橋選手における歯科矯正治療中であっても、世界レベルのスポーツ競技がしっかりできるという証明を、体を張ったメッセージとして国民に送ってくれたことに、歯科業界関係者の1人として感謝をしたいです。

歯科医院開業ブログ 事例③

2021.7.02

開業事例③ 下北沢歯科 ■開業日 2021年7月1日 ■駅徒歩1分 ■16坪 ■ユニット3台 ■自動精算機導入、受付レス ■駅から徒歩1分の好立地にスタイリッシュなデザインテナントビルにオープン。 広さ16坪ながら2か所のエントランスをうまく利用したレイアウト。 シンプルでセンスのある内観に3ユニットを配置し、下北沢という場所にとてもマッチしたクリニックにまとめられている。 ■歯科医院開業ブログ 事例① ■歯科医院開業ブログ 事例② ■歯科医院開業ブログ 事例③ ■歯科医院開業ブログ 事例④【物件契約】 ■歯科医院開業ブログ 事例④【内装デザイン打合せ】 ■歯科医院開業ブログ 事例④【内装工事】 ■歯科医院開業ブログ 事例④【内装工事:1週間後】 ■歯科医院開業ブログ 事例④【内装工事:完成】

歯科医院開業 物件の選び方

2021.5.28

歯科医院開業の良い立地、テナントとは? 歯科医院開業の立地を決める時「いい立地で開業したい!」と思うのが人の常ですが、その良い立地の条件とは果たしてどのようなモノでしょうか? 今回は良い立地の判定要素と生活動線の読み取り方について理論を解説します。まずは来院されるであろう患者さんの日常行動線を読み取ろう! 日常行動線とは? 人々が日常的に利用するような、生活に密接に関わりのある道路や交差点、施設が存在します。これらを結ぶ動線を日常行動線といいます。 ○日常行動線を読み取るためのポイント(TG、PC、CP) ポイントとしてTG、PC、CPがあります。 【TG(Traffic Generator)交通発生源】 日常の行動の中で人は何らかの交通手段を用いており、それらを結ぶ核となる場所が必ず存在します。電車を使う場合は駅、車や徒歩なら交差点がそれにあたります。人々が集中的に出会い交差する場所で、あたかも、この場所から交通が発生しているように見えることからこのような場所をTG(交通発生源)といいます。 TGの例:駅(特に入口) / 大きな交差点 / バス停 / 自転車置き場 / 大規模駐車場 【PC(Potential Cluster)需要集合体】 人々が密集して住居を構えていたり、就業者がとりわけ集まり一定の時間停留する施設であったりと、大きな需要が埋まれる場所や地域のことをいいます。たとえば、高層住宅群(マンションなど)、高層商業ビル、大規模ショッピングセンター、公共施設(役所・郵便局・図書館・学校など)、戸建住宅群などが該当します。人がたくさん集まる場所なので、歯科医院の診療圏を考える時に特に重要な場所となります。 PCの例:高層住宅群(マンション) / 高層商業ビル / 大規模ショッピングセンター / 公共施設(役所・郵便局・図書館・学校など) / 戸建住宅群 【CP(Consumers’ Point)消費者起点】 歯科の診療圏の中には、年齢・性別・趣味嗜好ごとに、人が日常的に立ち寄る場所があり、このような場所をCP(消費者起点)といいます。食料品や日用品を購入するスーパーやホームセンター、ドラッグストア、コンビニ、頻繁に利用するファミリーレストランやファーストフード店などもこれに分類されます。 CPの例:スーパー / コンビニ / ショッピングセンター / ファミレス / テイクアウトショップ / ホームセンター ○日常行動線を推測しよう! ある社会人の1日の行動を考えてみましょう。 自宅(PC)→地元の駅(TG)→目的地の駅(TG)→行きつけのコンビニ(CP)→会社(PC)→昼:ハンバーガー屋(CP)で食事→会社(PC)に戻る→退社後、駅へ(TG)→地元の駅(TG)→帰宅(PC) 職業や年齢により違いはありますが、オフィスワークの方だと大体このような感じになるでしょう。主婦や学生、歯科医院へも大きく影響が予測されるアクティブシニア層などの日常行動を考えると、買い物スポットや飲食店などさらに別のポイントが当てはまります。 地図上で考えてみよう! 先ほど推測した日常行動線を地図に書き出してみましょう。歯科医院開業希望地の診療圏の様子はどうなっているでしょうか?もうお分かりかと思いますが、TG・PC・CPの動線上にあるほど人が流れ込みやすく、集患力の強い場所であることがわかります。 もちろん、そこで暮らす世帯層や昼夜の人口帯、最寄り駅の情工数によっても見方が変わるので、地域の特性についてもよく考えましょう。 患者さんの生活動線を考える時の注意 ○患者さんが近いというのは距離ではなく時間 患者さんに歯科に来院する理由を聞いてみると、「家から近いので」「評判を聞いて」といった話を伺います。患者さんがいう近さとは、単なる距離のことだけをいうのではありません。 たとえば、単調なまっすぐな道と、間に横断歩道や踏切(待ち時間が発生するポイント)を挟む道とでは、距離が同じであってもまっすぐな道の方が早く目的地に到着できるでしょう。このように見ると、目的地(医院)へのアクセスのしやすさを決めるのは距離ではなく時間軸であることがわかります。 ○道を選ぶ時の心理要因と行動心理 裏道を使ってでも目的地へ最短距離で行こうとする最短距離の法則、なるべく知っている道を通り確実に目的地へ向かおうとする確実性の法則、横断歩道の無い大きな車道を避けるなど危険な場所を避けようとする安全性の原則、混んでいる病院にはさらに人が集まるといった集合性の法則。人が目的地に向かおうとする時には、このような心理が働きます。このような観点からも、立地を考えていきましょう。 ○診療圏分断の例 診療圏内に川や大きな丘陵、二車線以上の道路、線路などがあり、人がそこを物理的に横断できない状況を診断圏分断といいます。人の行き来が分断される場所なので、その範囲は診断圏からはずす必要があります。

歯科医院運営 歯科医院の経理

2021.5.21

利益と現金について 利益があるのにお金(現金)がない!! 利益だけではなくキャッシュ(現預金)に着目した経営を! たとえば、 「利益は出ているのに、なぜかお金が残ってこない」 「お金がないのに、なぜかたくさんの税金が発生する」 ということが起こります。 結果、どれだけ売上を上げればお金が残るのかもわからなくなり、自身やスタッフが疲弊してしまうという状況に陥ります。 多くの歯科医院の先生が、勘違いをしていることは「利益が出ればお金が残る」というものです。   医院の現金収入は2つ! 1.歯科診療の医業収入 2.助成金、金属売却代金などの営業外収入   医院の現金支出は2つ! 1.歯科診療に関わる医業支出 2.借入金返済など、直接診療に関わらない営業外支出   2つの現金収入-2つの現金支出=キャッシュ(現預金) この一連の流れを会計用語でキャッシュフロー(CF)と呼びます。 営業利益=医業収入-医業支出 ※営業利益の算出には、現金収入、支出が伴わないものが含まれます。 この営業利益の部分のみ注視していると、 「利益が出てるはずなのに、お金がない!!」 ということが起こります。キャッシュフローに着目した経営を目指すことにより、税金の支払いのために借入金を増やすなどの失敗を避けることができます。 利益管理だけでは会社を健全に運転していくことはできません。そのため、利益管理だけでなく実際のお金の流れを示すキャッシュフローを管理していくことが重要です。

歯科医院 開業までの流れ

2021.4.06

歯科医院開業をするための大まかな流れを説明します。 開業するまでにはさまざまな準備が必要です。 歯科医院の開業は、単なる治療技術だけでなく経営能力・判断を求められます。 開業を成功させるためにも、なるべく早い段階で計画を練り、無理のない準備を進めましょう。   STEP1 開業物件の選定 物件選びは開業する上で特に重要です。当社でご紹介する物件は、5つのポイントを抑え総合的に判断し、開業すれば成功に大きく近づく事ができる物件を皆さまにご紹介しております。 5つのポイントとは? 物件の集患力/視認性/ランドマーク性/アクセス性/競合環境 です。 また、この5つのポイントはどれか1つの点数が低くても、他の4つのポイントで補う事ができるため、総合的に評価の高い物件となります。当社ではドクターに合わせた物件をご提案する事ができます。 【関連ページ】 ▶歯科医院開業 場所選び   STEP2 開業資金の調達 開業時の事業計画、資金調達も当社にお任せください。 物件を決めたあとは、金融機関への融資を募るため、事業計画の提出が必要になります。その際も当社が事業計画の作成や融資交渉をサポートします。 そしてこの融資交渉は開業に当たり一番時間を要する重要な部分です。デンタルサービスでは過去の実績に基づき、事業計画を作成し、金融機関に対して説得力のある融資交渉を行いますので、無担保、無保証や金利などの条件面で優位に交渉を進めていく事ができるのです。   STEP3 歯科医院の内装・レイアウトデザイン 先生が診療しやすい素敵なレイアウトにしましょう。 デンタルサービスではデザインコンペ方式をお勧めします。この方法では当社が選んだ内装のパートナー企業を数社ピックアップし、また、先生が指定された内装企業もコンペに参加する事ができるため、より多くの選択肢から選定することができます。 内装・レイアウトを決める上で、治療ユニットの数、待合室の広さも重要です。やりたい診療ができるようじっくり考えましょう。   STEP4 歯科医療機器の買い方 高額な医療機器もしっかり比較検討し、購入しましょう。 内装同様、デンタルサービスでご紹介する医療機器業者をご紹介する事が可能です。比較検討し、最適な機器を最適な価格で購入する事が重要です。 当社では過去のクライアントの医療機器購入価格を調べ、提案されている見積り価格が本当に適正なのかを調べ交渉します。過去の例では数百万円下がったケースもあります。   STEP5 歯科医院のホームページ・広告・印刷物 開業前から戦略を練っていく事が重要です。 先述では物件が重要というお話をしましたが、その物件のポテンシャルを最大限に活かすプロモーション戦略が必要です。 デンタルサービスでは内装などと同じく複数のパートナー企業をご紹介し、先生や、クリニックのイメージに合ったデザインを作成します。またデザインや価格だけでなく、目に見えないSEO(検索エンジン最適化)対策までサポートする事が可能です。 また、Webサービスでも医療法に抵触しないよう、専門的な知識を持ったパートナーをご紹介します。   STEP6 人材採用について 診療の忙しいドクターだからこそ、それを支える優秀なスタッフが必要です。 人材の募集、応募受付、面接から採用までデンタルサービスが全面的にサポートします。面接の際は先生も同席し、第三者目線で評価する事ができます。 また人材紹介会社も先生のクリニックやケースによって有効な媒体を複数紹介する事が可能です。 他にも雇用契約の説明や、院内ルールの作成もデンタルサービスが行います。   STEP7 歯科医院開設の諸官庁書類提出と申請 開業に向けての最終仕上げです。 行政へ提出書類には多くの決まりがあり、一つ一つ調べ、作成し各行政機関に提出するには、大変時間がかかります。 こういった業務の一切をデンタルサービスにお任せください。先生の開業が滞りなくできるよう、素早く対応します。 【関連ページ】 ▶歯科医院開業 届出書類   STEP8 最後に… 開業は新たなスタートです。 物件選びから人材の採用など、開業までの道のりは非常に長いものです。ですが、最初に正確な選択で土台作りを行う事で、開業後すぐに売り上げを伸ばし、軌道に乗せる事も難しくはありません。 また、開業までも重要ですが、その後の経営も非常に重要です。デンタルサービスは開業後も先生とクリニックをサポートします。 【関連ページ】 ▶歯科医院開業 場所選び

歯科医院における院長のお仕事(経営数値)

2021.4.01

「毎月、売上、自費率、新患数など経営数値を把握し、その対策をしていますか?」 もし、医院の経営数値をデータ化し定期的なチェックをしていない場合は、1日も早く経営数値を把握(計測)することから始めましょう。基本的な数値は、アポイントツールやレセコンで把握できる数値と、受付スタッフと協力して把握しなければならない数値があります。 「院長として知っておきたい毎月最低限の把握すべき経営数値は?」 【毎月確認すべき経営数値!】 売上関係 ・売上 ・累計売上 ・保険売上(外来、訪問) ・自費売上 ・自費内訳(診療科目別の売上と件数) ・雑費売上   患者動向 ・延べ来院数 ・診療日数 ・1人あたり平均通院回数(=延べ来院数/外来レセプト枚数) ・1日平均来院数(=延べ来院数/診療日数) ・レセプト枚数(外来、訪問) ・平均レセプト単価 ・再初診数 ・再診数 ・治療終了者数 ・自費患者数 ・新患総人数 ・来院経路調査(初診アンケートなど) ①知人からの紹介 ②家族からの紹介 ③ホームページを見て ④看板を見て ⑤自宅・会社から近いから ⑥通りがかり ⑦その他 ・リコール率、リコール患者数 ・総予約数 ・急患数 ・急患率(=急患数/総予約数) ・当日TELキャンセル数 ・無断キャンセル数 ・キャンセル率(=TELキャンセル数+無断キャンセル数/総予約数) ・ユニット1台あたり生産性 ・スタッフ(人)1台あたり生産性   【経営数値の指標】 ・1人あたり平均通院回数(=延べ来院数/外来レセプト枚数) ●2.1~2.3回が理想 1.7回以下/予約が取りづらいと感じている可能性高 2.5回以上/治療回数が多いと感じている可能性高 ・外来レセプト枚数 ●ユニット1台あたり120枚 3台であれば360枚/月 150枚を超えると、かなり院内が忙しい状況といえます ・平均レセプト単価 ●東京都の平均1,158点/枚( レセプト1件当たりの平均点数 ) 令和2年度東京厚生局データより ・新患総人数 ●ユニット1台あたり10人 3台であれば30人/月 全国平均では Web:紹介:その他=5:3:2 ・キャンセル率(=TELキャンセル数+無断キャンセル数/総予約数) ●まずは10%以下 理想は5%以下 ・ユニット1台あたり生産性(=売上/ユニット台数) ●当初目標200万円/台 理想250万円/台 ユニット3台であれば600万円/月 ・スタッフ(人)1台あたり生産性(=売上/常勤換算人数) ●当初目標125万円/人 理想150万円/人 5人であれば625万円/月 以上、あくまでベーシックな経営数値ではありますが、 まずは上記経営数値を掌握することで、ベーシック基準数値と比較して 医院状態を的確に判断することが重要となります。 もし上記のベーシックな平均数値と比較して、 足りない部分がある場合にこの指標に近づくための施策を、毎日、毎月考えてアクションすること、 すなわち院内でPDCAを回すことが必要となります。 あなたの医院に朝礼や終礼があるのであれば、 目標数値を明確にして全員に伝えることができればより有効でしょう。また、慢性的に足りない部分が生じた場合は、生産性の数値を参考にして、ドクターや受付スタッフの予約の取り方、治療タイム、患者さんの流れなどを見直しましょう。 当社デンタルサービスでは、医院の数値を分析し、あなたの医院の足りていない部分を指摘する 『歯科医院 経営状態ドック』を行っております。

歯科医院売却M&A

2021.3.15

歯科医院の売却、M&A、継承、 引退を考えている先生へ 現にバリバリ働いている先生も いつかは引退や誰かに継承など考えているのでは? ・現役引退は何歳にしたいの? ・誰かにこのまま継いでもらいたいが、事業承継には何がいるの? ・自分の子どもに継がるために何の準備が必要? ・売るときにスタッフはどうするの? いつ、どのように引退や売却するのか、それまでにどのような医院状態にすべきか早めに検討に入り準備することが必要となります。今日明日でも止めることはできますが、それでは今までの患者さんや働くスタッフさんはどうしたらいいのかなども重要です。 止めて廃院する以外にも売却や譲渡という手段があります。 歯科医院の事業承継 事業承継とは、歯科医院の後継者に、事業を引き継ぐことを言います。 歯科医院の事業承継は、後継者より3つに分類されます。 ①親子間 利点:患者様、治療方針を引き継ぎやすく売却後に起こりえるトラブルが低い。 検討ポイント:その医院を引き継げる能力と歯科医師の資質、スタッフがついていくかどうか 相続など税金トラブルについて考えておく必要がある。 ②親族以外の勤務医 利点:患者様とスタッフを引き継ぎやすい。 検討ポイント:自分の右腕となる勤務医が必要 売却額を設定できないなどの可能性が起こります。 ③第三者への承継(売却、事業譲渡) 利点:買手の対象に制限がなく、後のことを考えなくてよい。 検討ポイント:売却の金額設定や交渉、手続きが難しい。 歯科医院 売却・事業承継・M&Aの流れ 親子間・勤務医への事業承継、第三者への承継、売却などの流れです。 売りたい ➀相談~ヒアリング ②医院分析(レセプト枚数、新患数や売上状況など) ③買手調査と確認 ④金額や売却スケジュールなどの交渉 買いたい ①現状・条件ヒアリング ②売手調査(財務状況、借り入れ、サブリースの有無、患者数、従業員などの詳細) ③買取金額の算出と交渉 ④条件面とスケジュールの確認と契約 歯科医院M&Aのメリットデメリット 意外とコストがかかる廃院より売却という選択 M&A、売却には、売手側、買手側によってメリットデメリットがあります。 売る側の利点は? 廃院コストを削減できる。 資産を現金化ができる「物」もある。(設備など) 「患者様」を引き継げる。 「スタッフ」を引き継げる 売り側の検討ポイント 正式な売却契約や口約束などで売却した場合に トラブルの発生や損害賠償などが起きることがある。 買い手の利点は? 開業コストの軽減 カルテ、患者引継ぎによる経営リスクの軽減。 スタッフ引継ぎできれば採用コストの低減。 買手のデメリット 一般の歯科医師との交渉となる為、難航する場合が多い。 現在のシステムや設備が古い場合が多い。 売るときの金額ってどう決めるの? 売りたい歯科医院の価値の計算が必要となります ゼロ~3000万ほど、その医院の状態や売り上げ状況により多いく変わります。 歯科医院の価値をどうやって数値判断、分析するか 3つの要因があります。 営業状態? 売上や収支(利益が出ているかどうか?) 基本的に患者数が引く状態で収支も赤字などで経営状態が悪い場合、金額が付かなこともあります。 歯科医院の価値 設備、土地、建物、患者数、借入金、リース料の残債などで算定していきます。 希望額で売れるの? 互いの条件などがあえばスピード契約もありますが、買う側も調査して瑕疵が無いように十分検討をして交渉しますので、相場やちゃんとした計算根拠が必要となります。 まとめ 日本は人口が減少しているのに歯科医院がまだ増加をしています。5年10年後には、歯科医院の競争がし烈になることは容易に想像ができます。 また、歯科診療所の医師平均年齢は53.5歳、60歳以上が34%という状況であり、リタイアを検討している方が多く、また実際にリタイアされる方も増加しております。 引用:厚生労働省「平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」 そんな時に事業承継か廃院かどちらかの選択になります。ご自身の今後のライフプランを考え、5年、10年先を見据えて早めに準備することが大切です。 少しでも気になった方は、デンタルサービスの無料相談をご利用ください。

歯科医院運営のノウハウ

2021.3.09

歯科医院運営のノウハウ 大手医療法人の開業運営を支援して得た独自の必勝法を活かし、開業成功へ全力でサポートします。 また、リアルな歯科経営の実態を知り尽くした当社が、短期間で安定した黒字経営へと導きます。 ●必勝法で安定した高収益医院へ 歯科医院の競争は年々激化し開業後の安定した経営は、ますます大変になってきたといわれています。 しかし長期にわたり歯科医院の開業及び経営を支援してきた豊富な経験から、成功には必勝法があることを知っています。 その必勝法をお伝えしますので、一緒に「つぶれない医院」ではなく「安定した高収益な医院」を創っていきましよう。 現場を知り尽くした当社がサポート 当社と同様のサービスを提供している会社は多数ありますが、根本的に当社とは大きな違いがあると考えます。 当社の各担当者は、日々複数の歯科医院へお伺いし現場では今何が求められているのか把握してご提案やご対応を行っております。 機器販売や顧問契約のおまけの支援ではなく実際の現場で得た豊富な経験や知識を活かして、患者様やスタッフ様更に医院に関わる全ての人の満足度をアップし、通いたい働きたいと感じていただける新しい医院の環境づくりを大切にして経営をサポートします。 当社スタッフ ・代表 ・開業物件コンサルタント ・申請登録コンサルタント ・人事採用コンサルタント ・人事教育コンサルタント ・経営計画コンサルタント

なぜ?開業するのか?

2021.3.09

なぜ、開業するのですか? 皆さんは「なぜ?開業するのか?」を自問自答してみてください。 当法人やセミナーでドクターに聞いてみると以下のような回答がありました。 ・開業して、お金を稼ぐために ・開業して、自分の城を築くために ・開業して、好きな治療をするために ・開業して、自由に診療したい。 ・開業して、好きな機材を使うために ・開業して、自分の名前を歯科界に轟かせるため ・嫌だけど親の歯科医院を、引継ぐために もし、このような事を考えているようならば、開業するのを待った方が良さそうです。 多くの歯科医師が、自分の世界を探して開業しますが、なかなか上手くいきません。皆さん、気づけていますか? 究極の歯科医院開業の目的は? 患者様、そしてスタッフを幸せにすることです。決して、自分の目的を叶えるためではありません。ここを勘違いすると上手くいかない。ほとんどのドクターは、ここを勘違いしている。 歯科医院は自分のものではなく、みんなのもので、みんなが活躍する場所を提供するに過ぎない。歯科医院は、自分の夢を叶える場所ではなく、みんなの夢を叶える場所でなくてはならないのです。 なぜ?開業するのですか? ・開業して、患者さんを幸せにするため ・開業して、みんなの城を築くため ・開業して、スタッフや患者さんが好む治療をするため ・開業して、スタッフが自由に働くため ・開業して、スタッフや患者さんが好きな機材を買うため ・開業して、働くスタッフを幸せにするため ・開業して、たくさんの良いDRを教育するため ・親の歯科医院を継承して、発展させるため 開業して、院長になれば自分の思うように治療ができると思っている歯科医師は、全く逆だという事に後で気づかされます。基本的には、院長になれば働くスタッフの事を考えて、患者さんやスタッフの望む材料や道具を選択する必要があります。 歯科医師ならば、自分の城を築いてみたい!自分の自由にしたい!と考えると思うのですが、いざ、開業してみると全く逆だという事に気づかされます。みんなの城であり、自分の城ではありません。みんなが自由になるためには、自分が多少なりとも我慢をしなければなりません。 結局、自分の思うようにしたい自分のスタイルを追求したいために開業するのですが、なかなか思ようにいかない院長が多いようです。そりゃそうです!開業は初めから自分の思うようにするための物ではありません。心の矢印を外に向けて自分ではなく、働いていくれるスタッフやいらしてくれる患者さんの事を考えましょう。 開業地の選び方 チェック項目 ・今後、どのような人口動態をたどるのか? ・開発計画は、あるのか? ・郊外型・都心型 ・1階・2階以上 ・1番は、人の流れ・車の流れ(駅チカで南口?北口?で人の流れは違う。バイパス沿い?駐車場へ入りやすい?) ・天高は240以上か?20㌢床上げ ・ビルオーナーの年齢 ・電気容量は?(技工室作るなら?) ・ユニットやレントゲンやマイクロを置くに耐えうる床や天井か? ・広さは、共有スペース込みなのか?(エレベーターホール)   私は、テナント開業しかしたことがありませんので、土地から購入して開業の場合と少し違ってくると思います。テナント開業の際の私の鉄則は、「駅と開業地の間に歯科医院を作ることがもうできない!」になります。 開業というのは、ただでさえ色んなストレスが加わります。開業後に新しく自分よりも駅に近い所に誰かが開業すれば患者数が減ることは間違いありません。そこでストレスを感じながら診療をするのは、相当なストレスになります。もちろん「実家の土地で開業するんです!」それは、おおいに結構だと思います。なぜならそこから駅に近い土地へステップアップもできます。しかし、テナント開業でそこそこお金をかけて開業して軌道にのる前に誰かに駅近に開業されると結構な痛手となるわけです。分院展開する場合は、これは鉄則になります。なぜなら、人で勝負することが難しくなり、場所で勝負をせざるを得ないからです。皆さん、分院長が突然退職なった場合、何を想像しますか?そう!人での勝負はできないんです。 郊外で開業していてそこそこ上手く行っており、次の展開として都会で開業をしようと場所を探しており、そこそこの場所が見つかったが土地勘がないので、コンサルタントのオススメで開業をした。初めは良かったが、他に歯科医院が近くで開業した後から患者数が減ってきて、なんとかしようと試行錯誤したが、郊外の本院も売り上げが落ちてきたので都内の分院を手放した。このような話を聞いたことないですか?そう!分院あるあるです。最近では、そのような医院を安く購入して、開業するという先生も増えてきています。 1度自分が良いと思ってしまった開業地は、なぜか?他人にここは止めた方が良いのでは?と助言を受けても素直に受け入れられない事が多いようです。実際に、100点満点の場所はないかもしれませんが、それに近い開業地が見つかるまで、根気強く待ってみましょう。 1億円歯科医院の開業地 1億円歯科医院を作ることを目的に開業するとなると、前もっての配管や購入するであろう機器が変わってきます。初めから全ての機器を揃えることができるのであれば問題がないが、開業時は資金的な問題から購入を見送らざるを得ない場合が多い。1番効率よく開業するのは、必要なユニット台数やスペースを想定内として開業する方法です。 そうなると家賃が高くなるのではないか?という質問がでそうですが、バランスが必要ですね。何かを我慢すると何かが問題になるわけであって、全てを満足する結果をもたらすには、潤沢な資金が必要になますが、開業時はそうもいかないと思いますので、バランスが必要になります。機器の中で1番場所をとるのは、ユニットとレントゲンになりますので、そのスペースを考えながらの開業となります。 1億円歯科医院に必要な人員で広さを考えてみましょう。(自費率20%想定)ドクターは、院長含めて3名、DHは3名、DAは3名となるとユニットが最終的に6台必要になります。開業時は、2台か3台で十分ですが最終的に6台まで増やすことが目標になりますので、面積でいうと3.3平米×35=115.5平米となります。これは、テナントの形により違いますので、正方形や長方形に近い形の想定となります。 後から床を剥がして配管を通すとなるとそりゃ大変な工事になりますので、スタッフルームや院長室には後々ユニットを設置するつもりで配管を通しておいたほうが良いです。設置したらスタッフルームや院長室がなくなってしまうではないか?とお考えかもしれませんが、ならば近くにアパートを借りるなど他にいくらでも方法はあります。私は、院長であり理事長ですが未だに院長室はありません。自分の仕事はカウンセリングルームで、カウンセリングをしていない時間帯に行うようにしています。そう開業しても自分の思い通りにいかないとはこのことです。 35坪のテナントや土地などを探す必要がありますが、例えばテナントで駅近35坪となると結構ハードルが高くなりますね。開業1年前より探すとしてもなかなか良い条件の物件は、出ない場合もありますので、常に不動産には目を光らせておく必要があります。でも、都内でも意外と探すと駅徒歩1分であるんですよね。 先生は、どうやって開業地を探すのですか?と聞かれます。私の開業地探しは、ほとんどがインターネットになります。 スーモやat homeでテナントや店舗を自分の開業したい路線や方面や駅で登録を行い!メールが来て良かったら、昼休みに直ぐに見に行く。業者にももちろん声をかけておきますがショッピングモールや駅中の物件は、そのほとんどが医療法人限定となっており、個人で最初に開業する場合は申込みすらできません。不動産業者に頼んだ場合、上層階に歯科医院が入っているか?チェックもしないで、どんどん不動産データを送ってくるのでそこから取捨選択となります。 また、何よりも現地に行くことが重要です!何度も足を運ぶとで現地の人の流れや住んでいる人の層や歩いている人の層がわかってきます。私が秋津の物件を見つけたのは、秋津の他の物件を見に行った際にたまたま歩いていて見つけた物件になります。 院長への伝え方 おせわになった院長への感謝 開業を考えた時点で、初めに行うことは一にも二にも雇用してもらっている院長に早く相談することです。もちろん、相談しにくい場合も非常に多いと思います。ここで助言ですが、いつまでも先延ばしにするのではなく、1年後に開業したい旨をなるべく早く伝えることが、恩師への恩返しであることは間違いないです。 今まで多くの歯科医師が開業する場面を見送ってきましたが、突然開業したいと言い始め、スタッフや患者に迷惑をかけて辞めた歯科医師で成功しているケースは1度も見た事がありません。「人は去り際が肝心」と良く言います。去り際は、その人の人間性がもろにあわらわれます。「私は、辞めるんでさよなら」という幼い考え方では、開業してからかなりの荒波にもまれる事になるでしょう。そんなこと言われても伝えにくいし、何を言われるのか?わからない?どう伝えて良いかもわからない?といった質問を良く受けるので、ここで院長にどのように伝えるかを実際にお伝えしたいと思います。 院長としては、苦楽を5年以上共にしてきた勤務医を愛おしく思っていることは間違いありません。そんな院長に開業を伝えるのは、なかなか気が引けるでしょう。しかし、前述した通り遅くなれば遅くなるほど伝える事がもっと難しくなります。そのため、5年継続勤務した後に開業を1年くらいを目処にしたい旨を伝える必要があります。伝える際は、自ら食事に院長を誘い。特別な思いを伝えたいという雰囲気を作りましょう。そこで、院長に伝える言葉は、こんな感じです。「5年間お世話になり、本当に感謝しております。最近、私の目標である院長にもっと近づくため、1年後を目処に開業を考えております。開業に際して院長よりご指導をお願いしてよろしいでしょうか?」このように開業に関して、院長に指導をして欲しいと伝えれば、ほとんどの場合「そうか」となります。 たまに開業は、自分の勝手であり自分の人生だから関係ないとか自分勝手に開業場所を決めて業者と話を進めて、最終的に来月退職しますという歯科医師がいますが、果たしてそれが色々と治療や人生経験をさせてもらった院長への恩返しなのか?と思います。診療がうまく行かない時、助けてくれたのは、周りのスタッフや院長だったのではないでしょうか?きちんと恩返しができる歯科医師になって開業しましょう。 自分がしたことは、必ず自分に帰ってきます。今後、歯科界が発展していくためにもこのような歯科医師が少なくなればと思います。

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